あっという間に時間は流れて、もうすぐ梅雨の季節。そして、私にとっては花粉症の季節でもある。この時期の気圧の変化とアレルギー症状には毎年悩まされる。中学に入ってからというもの、この時期にちゃんと登校できたことはなかった。上田学園に入学した去年もそうだった。そして、
今年も例外なく体の重さがやってきた。これには毎年付き合っていかなければいけないらしい。
そんな私の脳内では、毎朝目覚ましがなると天使と悪魔が戦っている。
天使「朝だよー起きなさーい」
悪魔「眠いだろーだるいだろー休んじゃえよー1日くらい休んだって大丈夫だって」
天使「ダメダメ!休んだりなんかしたらもったいないよ!休んだ日に限って授業で大事なこと言っているか
もしれないよ」
悪魔「えーでもどうせ学校いったってボーっとしてるんだし、休んだって同じじゃない?」
天使「そんなことない!ものすごい小さいかもしれないけど、何かしら頭に入ってきているはずよ!
それに、もう去年半年休んだでしょ!時間は戻らないんだよ!はいはい、ダルくないダルくない!
ちゃっちゃと起きて支度しなさい!」
ネモ「はいはい、起きますよ。鬼天使め。・・・でもあと5分だけ寝かせて。」
天使「ったく、さっさと起きるんだよ!あんたのダルさなんて屁みたいなもんなんだよ!」
戦いが長引き、起きるのに時間がかかるが、最近の天使はやたらと強いらしく、なんとか毎日学校に登校している。(9:30登校という目標はなかなか達成できないが・・・)
天使の言うとおり時間は戻らない。正直なところ、入学して半年程ちゃんと登校できなかったから、学校は4年目まで行っちゃうかもなんて思っていた。でもそれはただの甘えだ。そんなことを考えるより、今できることを精一杯やったほうがどんなに良いことか。そのことに気づいたから、いくらボーっとしていても、宿題ができなくても、登校だけはちゃんとしようと思っている。どんなに必死になったって、今まで無駄にした時間を取り戻すことは誰にもできない。だけど、これ以上ロスを増やさないようにすることははできるはずだ。
もともと集中力がないのに更にボーっとしてしまい授業が上の空で先生方には申し訳ないと感じているし、自分でもあちゃーって思ったりする。そして、何をするにも時間がかかる上、ペース配分を上手くできず、いつも宿題がちゃんとできずに焦っている。まだまだ、上手くいかないことがたくさんだ。
ちゃんと登校して、集中力をつけて、時間の使い方を上手にする。これができるようになったら、2年目の目標はとりあえずクリア・・・かな。